さるやど日記②　ゲストハウスおさるのおやど糸満

　もう、いぃくつ寝ると、お正月〜、てことで２０１５年もあとわずか、
年賀状を書いたり、たて続く忘年会の予算に頭を悩ませたり、と
みなさん、年の瀬を謳歌しておりますか。

師走って、それまでの月暦と一風変わり、慌ただしい俗世間を
記したようにきこえますが、やっぱりそんな風に過ぎて行くんで
すね。しかしココ糸満は、秋になったばかりの気候具合、なに気
に音楽の秋を楽しんでいる今日この頃です、ワタクシに至っては。

　
・・・・酒とジャズ、みたいな大人な感じだと一層、素敵ですね。

それはそうと、今年１ねんも、いろいろなことがありました。
　・・大半は…酒で記憶をなくして覚えていないのですが、後ほど伝
え聞いた話によると、思わず赤面したくなるようなことをしでかしてい
たり、まぁでもそれを伝えてくれたのもそれまで一緒に飲んでいた輩
だし、全部鵜呑みにしていたらどんな尾ヒレがついているのか、とて
もわかったものではないので、サラッと流シマショウネー。

　あ、今年あったいろいろな事で最近あった覚えていることと言えば、
リアル競馬を、しました。
糸満に住んでいる人ならお馴染みの、いつも川べりで草を食んでいる
白と茶のポニー、　その日は夕方で、やつらも小屋へ帰る刻やったん
よ。　　ワタクシ、いつもは、その時間に外をうろつくのであれば、大概
歩いて出掛けるんやけど、その時は急ぎの買い物があって自転車で
ひとっ走り、無事買い物を済ませ、夕雲を眺めながら、ゆらりゆらりとくゆ
らせておりました。おっ、やつらも今時分に帰途に就くのね、と信号を
渡り第３コーナーを回った辺りです、、パカラッ、パカラッ、と乾いたアス
ファルトを響かせるその蹄の音は、もうほとんどSE１発撮りoKな奇妙な
完璧さで、ワタクシの漕ぐ、我らが宿で一番小さな白い折りたたみチャリ
に迫って参ります。
直線ラスト１ハロン辺りで恐る恐る振り向くと、やはり白いやつが真顔
で接近して来ています。
わたしは気持ち半身ほど路肩により、接触による落車を避けました。
追
い
越
さ
れ
ていくそのトキにみたヤツは、ネバーエンディングストーリーに出て
くるファルコンのようですた。・・・・そう、トキは、辰巳の刻でした。


別のトキのやつ　近影

その後、１０馬身差以上の大敗で決着したのですが、またこのようなことに
遭うようなことがあれば、油断せずに勝負に撤しないと、おちおち年も越せ
ないゾ、と師に伝えたい次第であります。
では、良いお年を