さるやど日記②　ゲストハウスおさるのおやど糸満

「いーしょーがつでーびる」

やったかな？

沖縄の方言「うちなーぐち」(「うちなー」が「沖縄」かな？なんで「沖縄人」の事は「うちなーんちゅ」。本州の人の事は「やまとんちゅ」。最近まで「内地」＝「うちなー」思てた(笑))で、

「良いお正月ですね」やったかな？

まぁ「明けましておめでとう」って事らしい(テキトー(笑))！


















そんな言葉は裏のえみおばぁに教えてもらいました。

一応「年始」やから挨拶しとかんとアカンやろう思って、

ほんと「アイサツ」だけしに行ったら(他にナニをせよと？)、

ちょっとお話になって、そん時に教えてくれました。

ここじゃこう言うんだよって。

そして、今日親戚の子供達が来るらしく、

その準備で作っていた料理を少し頂きました。

「これ食うか？」

「じゃこれも持ってけ。」

「これは食べれるか？」

てなカンジでどんどん増えて、結果こんなに。



まー立派に「おせち」ですよね(笑)。

そんなえみおばぁん家の玄関には、ちゃんと「注連縄」と「門松」がありました。

「門松」は門柱に括り付けてて、見慣れてるのとはだいぶ違ったけどね。


















そして、あそこ行って来ました。

「海人」の集まり。

漁船の修理をやってるとこのテント小屋。

いっつも明るい内から人がいて、

飲んでそうな(笑)所が、

さすが旧正月。

テントをひとつ増やして汁鍋？炊いたりBBQやったりして、

けっこう賑わってる。

いつもは見ない人や女の人子供とかも集まって、

なんか楽しげ。



そしてここの売り(？)は「お魚」が売る程ある！！

って事。

なんで刺身が食べ放題！！

て言うか飽きるくらい毎日刺身(笑)！！

そして新鮮でウマい！！

いやー贅沢。

そんな所に「いーしょーがつでーびる」言うて入ってったら、

みんな「誰や？」見たいな顔が二コーってなるの。

まあ、顔覚えてくれた人もいるんでね。

そしてビールも頂きご相伴に預かりました(笑)。

ちびっ子からおっちゃんおじいちゃんまで、

ここの「漁」に携わる人達が集まって、

新年の集いをやってる。

いいですよね。



そんな子供達は、「お正月」と言えば「お年玉」！を貰ってました。

ここ糸満の子供達は新正月と旧正月と２回貰えるから大人は大変、って話を聞いてたけど、

この子らは旧正月１回らしい。

へー残念やねー言うてたら、

この集まりだけで数万円稼ぐらしい(笑)！

それも言うたら仕事の集まりみたいな他人さんからだけで。

これ以外に親戚とかの身内からも貰えるから、

まぁどんだけ稼ぐんや！ってね。

羨ましいです(笑)！

そうそうその人たちの中に、

年末車のドアの修理でお世話になった「南モータース」のおっちゃんおばちゃんお兄さんがいてました。

そういえばこの辺りの人と知り合いとか親戚とか。

いやぁ、狭いですね(笑)。


















そして、一旦退席さしてもらってお客様の受け入れに戻りました。

そうです。

お客様が来て下さいました。

ご予約で以前夏場に来て頂いた「宮城様」。

ここ糸満出身で、やはり旧正月で帰ってきているんだとか。

そしてもうひと方。

電話での飛び込み宿泊で「松村様」。

石川県の方で、冬場の沖縄一人旅。

なかなか「通」ですよね。

で、その松村くんを誘ってまた、

行ってきました「海人の集まり　夜編(笑)」。

いやー続いてますねー暗くなっても。



おっちゃん達もお酒がけっこう入ってるんでしょうね、

みんなご機嫌さんで、まあよく喋るよく喋る。

でも、挨拶回りにきていた「漁協」の職員兄さんの奥さんに無理やり刺身を食べさせようとしてたのは、やり過ぎー(笑)。

お兄さん苦笑いしてたし(笑)。

まぁそんな楽しい海人なんですが、

最初は取っ付きにくかったです。

みんな顔コワいから(笑)。

でも、喋ったらみんないい人。

こう言う、地元のふれあいが嬉しいですよね。


















その後、やどに戻って松村くんと飲み直し。



えみおばぁに貰ったおせちをつつきながらの泡盛ー。

いや極楽。

いいんでしょうか？

こんなんで(笑)？

いいんでしょう。

お正月ですから(笑)！